
もし夫が単身赴任することになったら、急いで準備しなければなりません。
転勤は待ったナシですから、必要なものや手続きなどを効率よく進めていきましょう。
必要な手続きは?
まず、住民票を移動するかどうか決めなければなりません。
これは義務ではないので、メリット・デメリットの両方を考えたうえで、夫婦間で話し合いをして決めたほうが良いでしょう。
ご主人の住民票を移動することになると、世帯主が変わるので、その手続きも同時に行う必要があります。
他に必要な手続きは、ガス、電気、水道などのライフライン、インターネットプロバイダー、固定電話の契約、引越し業者の選択などがあります。
特に、インターネットのプロバイダー契約は工事までに時間がかかるので、契約はなるべく早く済ませましょう。
持って行った方が良いものは?
赴任先の住居によって、必要なものが変わります。
まずは、会社が用意するのか、自分で探すのかを確認しましょう。
自分で探す場合には、家具や電化製品付のアパートや単身赴任用サービスアパートメントなどが便利です。
家具や電化製品などは大きな出費になりますから、できれば備え付けの賃貸を選ぶと良いでしょう。
家具や電化製品が備え付けならば、とりあえず仕事に必要な衣類(スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、ビジネスシューズなど)、下着や靴下、パジャマ、普段着、サンダル、タオル類一式、バスマット、髭剃り、傘、食器類、必要最低限の調理器具、洗面具、洗剤やシャンプー類、お米、調味料、置き薬、布巾や雑巾、ゴミ袋、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどがあれば、当面の生活に困ることはないでしょう。
なるべく家事が楽なように、ワイシャツは形状記憶に、掃除機はスタンド式に、バスタオルは乾きにくいのでフェイスタオルを使うようにするなど生活しやすい工夫をすると良いかもしれません。
ですが、一番大切なことは、単身赴任中に家族や夫婦の間に溝を作らないことです。
家族やペットの写真、お子さんの書いた絵や手紙など、家族を身近に感じられるものを準備しましょう。
現地調達するものは?
赴任先が遠い場合、あるいは、家具や電化製品が備え付けでない場合、荷物が多ければ引越し費用が高くなりますから、大きなものは、なるべく現地で購入するようにした方がお得です。
任期が短いことがあらかじめ分かっているなら、家電などはレンタルしても良いでしょう。また、リサイクルショップなどで調達するのも一つの手です。