ダイワリビングの退去手続きの手順と退去立会い時に注意すべきことについて紹介しています。
ここで説明している退去手続きの手順は、大和リビング株式会社公式WEBサイトにある(契約更新と退去「解約・退去」)を参考にまとめています。
より正確な情報は大和リビング株式会社公式サイトをご参照下さい。
大和リビングと大和ハウスの関係
解約手続きと直接関係はありませんが、混乱している方も多いと思いますので簡単にまとめてみました。
大和リビングは大和ハウスグループの一つで、主に賃貸住宅、賃貸マンション管理業務を行っている会社です。
物件の入口付近に貼ってある看板には「ダイワリビング」と「大和リビング」の表示がありますが、正式な会社名は「大和リビング株式会社」です。
その大和リビング株式会社が運営している物件検索サイトが「賃貸住宅D-room」で、サービス付き物件「サツキ」と、敷金・礼金・更新料不要物件の「タダシ」などがあります。
ちなみにセジュールシリーズとは、大和ハウス工業株式会社の賃貸住宅の商品名です。
大和リビングの退去手続きの手順
ダイワリビングの管理物件からの解約(退去)手続きをするうえで、どうしたらいいのか分からないという方は、まず最寄りの大和リビングもしくは入居者専用窓口へ連絡してみましょう!
支店・営業所の営業時間外は「ダイワリビングインフォメーションセンター(0120-200-850)」が大変便利です。
⇒最寄の大和リビングの支店・営業所はこちらから探すことができます。
⇒入居者専用窓口、ダイワリビングインフォメーションセンターの詳細はこちらにあります。
1.解約する旨を大和リビングに伝える
解約すると決まったら、最低一か月前までに住んでいる部屋を管理している大和リビングの支店もしくは営業所にその旨を連絡します。
遅くとも退去日の最低一ヶ月前までに通知しなければなりませんが、物件によって期日が異なる場合もあるので必ず賃貸借契約書を確認しましょう。
もし、手元に賃貸借契約書がない場合は、最寄の大和リビングに依頼して賃貸借契約書のコピーを送ってもらいましょう。
物件によっては、退去費用に関わる重要な特約や覚書があるかもしれませんので、面倒でもしっかりと読み込んでおくことをおすすめします。
大和リビングに解約の旨を連絡すると、「解約通知書」という書類を送ってもらえるので、必要事項を記入し返送します。
解約の際に特に注意したいこと
●電話だけで解約することはできませんので、必ず「解約通知書」を使用しましょう。
●解約日(退去日)を決めておかなければ、「解約通知書」を受け取ってもらえません。
●本人以外の解約の連絡は受け付けてもらえません。
●「解約通知書」を大和リビングに送付した後は、解約日(退去日)の変更は原則認められません。
2.解約通知書を返送したら
「解約通知書」が大和リビングに届くと、担当者から連絡が入り、退去日の確認と退去立会いについて説明がありますので、立会い日時を設定しましょう。
わからないことや疑問点はこの時点で質問しておきましょう。
退去日が決まったら、電気、ガス、水道、電話、郵便物転送などの手続きも忘れないようにしましょう。
⇒引越しの際にやることリスト
退去するにあたり、部屋の使い方が悪くキズや汚れがひどい場合には特に注意が必要です。
思い当たるキズや汚れがある方は、国土交通省発行の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を読んでおきましょう!
このガイドラインには、借主が負担しなくてもいい「通常損耗」や「経年劣化」のこと、負担しなければならないとしてもその「負担割合の考え方」などが詳しく書いてあります。
「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」はこちらから、無料でダウンロードすることが出来ます。
3.引っ越しをする
引っ越し業者が決まっていないという方で、なるべく安く引っ越しをしたい方は引越し料金一括見積りサイトの利用をおすすめします。
テレビCMでお馴染み「引越し侍」の
引越し見積り比較&引越し予約サイトをおすすめします。
活用すべき3つの理由
【1】日通などの大手引越し業者も登録していて安心
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「引越し侍」の引越し見積り比較&引越し予約サイトは
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4.退去立会いをする
退去立会いで行なうことは、主に「部屋の破損・汚損状況の確認」、「原状回復工事費用の提示」、「貸主と借主の負担割合の取り決め」、「部屋の明渡し」の4つです。
多くの借主の方は、退去立会いの知識と経験に乏しいため、退去立会いに対して不安な気持ちで一杯です。
さらに賃貸借契約書の項目に、「原則として、部屋は入居前と同じ状態に戻すこと」といったような文言があるため、いったい原状回復費用はいくら掛かるのか、敷金で足りるのかなど、お金の面でも心配は尽きません。
しかし、どんなに注意をして生活していても、クロスが汚れてしまったり、クッションフロアが凹んでしまったり、フローリングにはキズがついてしまうものです。(通常損耗という)
また、長いあいだ居住していれば畳は陽にやけて変色したり、襖などの建具は劣化してくるものです。(経年劣化という)
このような原状回復における基本的な知識を得るためにもっとも有効な資料が、国土交通省が発行している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」です。
退去時の原状回復費用をめぐるトラブルが多発していることから、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」がまとめられました。
無料ダウンロードはこちらから。
このガイドラインには「通常損耗」や「経年劣化」は、大家さんが負担するべきであると明確に記載されています。
しかしながら、ガイドラインには細かく記載があるのですが、それぞれ部屋の状況が異なるため明確に線引きできないのが現状です。
実際の退去立会いの現場で、「通常損耗」や「経年劣化」をどのように判断するかが大きな問題なのです。
具体的には、立会いにきている大家さん(管理会社または委託業者の担当者)に、
この部分は「通常損耗」や「経年劣化」ではなく、借りていたアナタの責任ですから原状回復費用を全額負担していただくことになります!
と言われたときに、
いやいや、これはガイドラインにも書いてある通り「通常損耗」「経年劣化」です!
と、臆することなく反論できるかどうかがポイントなのです。
退去立会いのことは敷金診断士に相談しよう!
ガイドラインを読んでもよく分からない方や退去立会いに自信のない方は、事前に敷金診断士に相談することをオススメします。
敷金診断士とは、退去及び原状回復について知識と経験を持ったプロフェッショナルのことです。
どんな些細な心配事でも無料で相談にのってくれますので、気軽に問い合わせてみましょう。
相談しても不安な気持ちがなくならない方は、敷金診断士に退去立会いに同席してもらうととても安心です。
ダイワリビングの退去に関連する情報はこちらからどうぞ
⇒引っ越しの失敗から学ぶ引越し業者に依頼するまえに覚えておきたいこと
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
低コストで財布にやさしい引越し・退去のお役に立てれば幸いです。